医療気功教室入門クラス 7月期 期末食事会 記録
H27.9.25
毎期末に食事会を設け、各自の今期を振り返っての感想及び、玉木先生との質疑応答を行っています。
【今期の感想】
・来月で入会して5年目。最初長く感じた時間も、今ではもう終わりという感じ。
集中できるようになった。慣れた分ゆるんできたので、気を引き締めてやっていきたい。
・入会して半年。始めたきっかけは病気。他にも2つの気功教室に参加している。何が功を奏しているか分からないが、検査の数値が
下がった。気功を続けていけば良くなるのでは、と信じてやっている。教室によって内容が違うが、その場に従い自分の悪い所を治
す気持ちで参加している。
・今期は過酷なスケジュールで目のヘルペス再発し8月受講出来ず。気功の意識は低下しているかもしれないが、自分的には気持ち良
くやっている。明け方の気功で金の光をイメージ。様々な衰えと付き合いながらやっている。
・1年半経った。最初はインストラクターが気を感じて動くのが不思議で、集中出来なかったが、少しずつ感じるようになった。継続
が自分にとってプラスになる。自分の成長の変化が楽しみ。医療気功が無くなると不安。一つの事を継続していけば力になると信じ
てやっていく。
・2年経ったが気の事が良く分からない。最近、ビリビリ、温かい等少し感じる。気持ち良く、来るのが楽しみ。頭痛、胃不調軽くな
った。気功は自分の体に良いので、続けていきたい。三線に入りづらい。
・夏苦手だったが、気功のおかげで元気に過ごさせて頂き感謝。子供の頃から寝つきが悪い。気功を始めてすんなり眠れるようには
なったが、時々気がすごく作用していると感じる。気が上がると眠れない。原因が分かると焦らなくなった。気があるべきところに
収められて、巡らせられたら良い。自分の気をコントロール出来るようにやっていきたい。
・あるがままの自分、ありのままの自分、想像出来ず。良く分からない。昔より強くなれた。これだと思ったもの通していけばいいの
か。余り通すと周りとうまくいかない。自分のありのままどうやっていけばよいのか。ホワンとした明るい未来。少しずつ分かって
いくのか。気功は、体の中に一本棒が入り、ぶれない、心の支え。気持ちを落ち着かせ、心に栄養を与えてくれる。長く続けていき
たい。
・避けられない課題が多く、向き合うエネルギーが必要で、自分がぶれる部分が多かった。気功でリセット。自分の本質を丹田に収
めて、ものを見ると知恵が湧き、同じ課題でも違う捉え方が出来る。生活の中での課題、向き合えば見方を変える知恵を授けられ
る。どう処理していくか考えつつやっていく。
・気功を通して自分の心と体を細かく見る課題。自分の心と体の状態を知り、明らかにしていく事。我のある状態で自分と向き合って
いた為、マイナスの想いや体調不良の妄想が膨らみ、囚われるのが怖くて流していた。気功で邪気を取って自分と向き合い、本質を
見極めていく。
・夏休みがあり教室不定期な中、皆さんと自分自身の日常との切り換えがどうかなと思っていた。休み明けでも皆さんが気功をやる意
識を持ち、集中してできた。切り換えと集中大切。日常を手放して気功に入るのに集中力がいる。気功が自分の芯にあるのは分かる
が、そういうところ大きいと感じさせられた。
・夏休みが入り、かなり自分の芯がぶれ見失ってしまった。気功の中でそれが分かり、自分の中にストンと入る。自分だけで家で気功
していたら分からなかった。皆の落ち着いた整った気の中で自分を見つめる事で、気づかせてもらった。皆でやる事の良さを改めて
感じさせて頂いた。
【質疑応答】Q : 受講生 A:玉木先生
Q:悪い所に意識をもっていくと他の所が痛むのは?
A:関連痛というのがある。例えば、消化器や泌尿器疾患で腰痛と感じたり、心筋梗塞で歯が痛い等。
Q:外気功を勧められたが、人の手で気を当てて治す気功はあるのか?
A:ありますが、やる側の気功師がボロボロになっていることが多い。やられる側も依存し、自力で自分の気を巡らせられなくな
るので、この教室ではやらない。諸刃の刃的なところがある。
Q : 水素水は体に良いのか?
A:全ての物(サプリ、生薬等)全ての人に合うわけではない。今の自分に合うかOリングテスト等で試してみるのも良い。人間の
潜在意識は、自分に必要な物を知っている。
Q:筋肉トレーニングは筋肉が発達して気が通りにくくなるから、やらない方がいいのか?
A:基本的には、やり過ぎもやらなさ過ぎも良くない。その人に見合った筋肉の付き方がある。気功をやる上に物理的肉体的に大切
なのは、筋肉と関節の柔らかさ。自分の体に見合った筋トレやストレッチはやっておいたほうがいい。偏りが良くない。陰陽の
バランスがとれた状態が良い。使っていない筋肉の一つ一つを意識する。全体的には肺、脳、筋肉、使っていないものの方が多
い。いつも使っていない動きをする。自発動功でも使われていない筋肉が使われる。眠っているものを目覚めさせる事で、体を
元気にしていく。
Q:不眠時の気功活用方法は?
A:不眠の方は、三線放鬆功、内臓の浄化でα派状態(寝そうな、寝る手前の深い意識)を得ると、睡眠をとったと同じぐらいの効
果がある。眠れない時でもα派状態で脳を休める事が出来る。自分で言葉がけをすると細部に意識がいってしまうので、CDや
DVDを流してみると良い。途中意識が飛んでいる様な熟睡ではない深い意識に入っている良い状態が得られる。
Q:三線で足の指がつって意識がいってしまう。準備不足か?姿勢か?
A:姿勢、冷え等の要素と、つる所が弱点。邪気がついているかもしれない。足を振ったり、少林寺のように蹴ったりして邪気を
とっていく。弱点を知りカバーするようにメンテナンスしていく。
Q:手を合わせると手がすぐに温かくなるのは、気功と関係があるのか?
A:あります。手を振っていくと末梢血管が開き、血流が良くなりビリビリしたり温かくなる。気が通っている。気の動きが手にき
ている状態。
Q:ありのままの自分、あるがままの自分とは?
A:自分自身、分かっているようで分かっていない。今の自分とは、あるようでないもの。自分の中にたくさんの自分がいる。赤
ちゃんからお年寄りまで、賢い自分、愚かな自分。いつも前面を張っているのは一定の自分。それを止めると中の自分が出て
くる。中全てが自分なので、いつも自分自分と主張すると前面だけが突出して固定され、本当の自分が分からなくなる。前面を
止めるのが気功の役割。前面、後面、側面、いろんな自分の面体があり、人体を小宇宙とすると真ん中が宇宙の中心。真ん中を
空にしてニュートラルなところにいつも自分がいると、いろんな自分を出し入れ出来る。いつも自分と思っている自分を休ませ
てあげる事で、別の自分を知る。いつもの自分を眠らせると賢い自分が、今の自分にとって最善ものを教えてくれる。その全て
のものが、ありのままの自分。いろんな自分に出会う楽しみを感じながらやって頂ければ。
Q:集中できない。スワイショウの行為に集中すれば入っていく入口か?
A:ただ集中、無念無想は難しい。ひたすら息を吸って止めて吐いている時の脳は、何も考えない状態を作りやすい。動いている方
が無になりやすくもある。上手にスワイショウを利用する。ただボーッとするのと三昧に入るのは似て非。意識はボーッとする
けれど、体は動いている状態を作り出していくと脳トレになる。脳が柔らかくなると脳疲労が無くなり、肉体疲労、感情疲労等
いろんな疲れが取れていく。
【玉木先生のお話】
気功ではリラックスと三昧(集中して一つ一つの動作に入っていくこと)で、日常意識が飛んでいく。三昧の練習として、気功でひたすら手を振る、呼吸を意識することで、自分の体の波動と合っていく。体の波動が外界の波動と一致していると体は調子良い。自と他の呼吸を知る。集中して入っていく。意識は集中、体はリラックス。体が固まると意識は集中出来ない。頭で考えると難しい。体得していく。ひとりだと雑念で集中出来ない。場に入っての相乗効果。週一回気功に三昧する。集中とリラックス、相反するもの合わせて統合して持っているとバランスがとれる。偏っていくとバランスが崩れる。自分が全体として縦横斜めバランスがとれているのかを見ていく。偏りを補正するのが自発動功。自分の軸を大きい流れに自分の流れを合わせていくことに意識すると面白い。体が小宇宙、大宇宙の物理的な真理、中宇宙(人間関係、世界観)全て連動している。小宇宙(体)の中が変わると外の世界も変わっていく。面白くなる。いろんなものも関係ないという見方より、関係あると思って見ている方が繋がる。こじれてすりこまれてしまったモラルや人間意識等の余分なもの、スワイショウで一旦全部分断してから繋げる。相異なるもの感じながら進めると面白い味わいがある。
コメントをお書きください