2016年12月 医療気功教室忘年会

玉木先生の挨拶

 今年は12年恒例で忘年会を行ってきたお店が閉店してしまい諸行無常を感じます。

開業以来8年間たまきクリニックとの合同で行って参りましたが、両方大所帯になったということもあり今回から別々にとり行うことになりましたが、たまきクリニックとこの医療気功教室が総合医療として車の車輪のように連携しあっていることに変わりはありません。この忘年会は一年を振り返り先輩やスタッフからも色々な話が聞ける良いチャンスでもあります。

 

一年を振り返って感想、質疑応答

 

受講生…S 玉木先生……T

 

S:まだ3回目の新人で皆様の見よう見まねをしている。これからも続けたい。

 

S:10月から教室に通っている。もともと呼吸が浅かったが気功を始めたら脊椎の矯正をしているせいか呼吸が深くなってきて気持ちが落ち着くようになり良かった。 交差点で信号待ちしていた時に自発動功が出てきてしまった。恥ずかしと思ったらすぐに止まったが、教室の様な導入がないところでも そういう事があるか?

 

T:滅多にはないが気を感じやすい人は動きが出てきてしまうこともあるので、そうした時は「ゆっくり」「遅く」「止まれ」と念じると動きが ゆっくりになったり止まったりする。一度出たので気を付けて、出してしまったら慌てず「ゆっくり」とか「止まれ」というように掛け声をかけ るとよい。

 

S:入会して半年。以前香功をやっていたが動きがある香功と違い呼吸と瞑想ぽいものが多いと感じた。皆が自発動功で動いているのを見て何で動くのか、どうやったら動くのか分からなかった。どうしたら動くかが今の私の課題。教室はしっくりしていてほっとする。

 

T:初めての方は自発動功が一番疑問に思われる方が多いが、いきなり動いてしまう人がいたり、なかなか動かないという人もいる。人それぞれ。なかなか動かないという人でも3年経つと何かが変わってくる。無理やり動くということではなく、静かにしていると自然に身体が動いてくる。その時に身を任せる。気持ちの良い所で気持ち良くやる。女性は呼吸が浅くなりがちなので深い呼吸をするだけでも違う。

 

S:忘年会は2回目で楽しみ。三線放鬆功が一番気に入っている。自分の全ての力を全部抜ききる。ストレスが溜まるのはどこかに力が入っているから、三線放鬆功で自分の力を抜くことを今一生懸命やっている。それをやっていくと気功の中で気持ちが集中できる状態になって いく。今年実母義父が亡くなり長女長男に孫誕生。人生亡くなる人がいてまた新しい命が生まれる。入れ替わりがある。

 

T:三線放鬆功は甩手に次いで気功のポイント。特に内面に入っていくという意味では重要なポイントの所。一つ一つを丁寧に緩めていき、全部が弛緩した状態にする。身体と同じように心も固まっている。心を緩めた状態で感じると、生と死の流れが、また違った様な感覚で受け止められていく。

 

S:来年3年の表彰を受けるのが楽しみ。気功を始めた当時は父が亡くなり心が打ちひしがれていた。継続を目標にしている。感謝しているのは今年も健康で安全に過ごせた事。今日23年表彰される方々を見ていて続けられて健康で安全に過ごすことができて、そういう所で気功が生かされているのではないかと思った。小さな事で悪い事は沢山あるが、それを乗り越えられて、捨てることで生かされていると思うし金曜日に来て気功をすると気持ちが良い。気功がない時は調子が悪いと思う事があるのでこれからも続けさせていただく。

 

T:続けられる事自体が幸せ。諸行無常の中色々なことが色々出来る幸せ。人間は飽きる動物だが続けて来れたというのは気持ちが良かったという事が大きいのではないか。華々しい変化ではなく細やかな変化を楽しみながら3年目を迎えていただけたらと思う。

 

S:来年3年目を迎え、表彰を楽しみにしている。今年はとても忙しかった。昨年父が亡くなりその整理や仲の良かったお友達も亡くなり、口癖 が「疲れた」になってしまった。そんな時甩手をすると心が落ち着き、なんとなくやり過ごせた。。気功があったので一年乗り越えられた。い つもくよくよしてしまうが気功教室に来ると心がほわっと暖かくなり耐えることができ良かったと思う。これからも来年に向けて頑張って いきたい。

 

T:色々な事があり疲れない人はいない。疲れた時甩手を思い出して邪気を抜きリセットする。日常の中で様々な事がありリセットする機会に 気功教室を使っていただきたい。

 

S:三線放鬆功で頭の上に金色の光が思い浮かばない。頭の上の蛍光灯のような明るい光をそのまま 通してもよいか?

 

 T自分の好きな光イメージしやすい光で結構です。虹色だったり、太陽だったり色々な光を試してみても面白い。高照度光療法の光は蛍光灯ぽいので蛍光灯ぽい光でもいいと思う。その人その人イメージする光は違うので人に聞いてみるのも面白いかもしれない。

 

 S:三年経ったが相変わらず‘気’そのものを感じたり光を感じたりできない。ただここまで続けてこれたし、これからも続けていこうと思う。身体が年々元気になってきている。姿勢が悪かったが姿勢も直せるようになった。この年になって悪い癖が直せるようになったのは嬉しい。集中力もつくというので諦めず気功を続けたい。

 

 T:一度身についた姿勢はなかなか良くならないのでそれはすごい事だと思う。気を感じないけれど、見え ないところですごく気を使っている方だと思うので気を充電していくと良い。

 

S:幼少期から病弱だったが父母がお腹に手を当ててくれたりした。具合が悪い時には手を当てるとよくなりなんとなく気を感じて育った。両親の介護をしている時、気が上がってくるのを感じ不安感があった。その時は邪気の捨て方が分からなかったが、最近は邪気を捨てよう捨てようと思うようになり元気になってきた。自分の気がどこにある時が一番良い状態なのかが分かる様になってきて今までの不調の原因が分かり元気になってきた。ボランティアをしているが、もう一つやっていこうかと思うようになった。

 

T:皆が感じるお手当というのが気功の始まりの原始的なもの。虚弱病弱な人にとって気功が最後の砦の様にとても役に立つもの。

センシティブな人、感じやすい人の生きづらさは気功で気のバリアを張る、邪気を切るということを知っているだけでとても生きやすくなる。ボランティアの一つとして気功教室のお手伝いもしていただければと思う。

 

S:5年自分でもよく続いたと思う。自分の生活の中で楽しみにする事、例えばあれを見に行きたい、やってみたい事を前に置きながら半年一年先を楽しみに自分のペースを持っていく。そういう中で気功教室を見ていくと一週間の中で金曜日来れば楽しい事、楽しめる物という形が出来てきた。何が楽しいかというと不調がひどかったのが回復できたという事。自分の心の持ち方に対して同じ様に考え、一緒に時を過ごせ、そういうお話ができ、教室で気功をやると気持ち良くなれる。次は7年それを楽しみにしていけたらと思う。今年は知り合いで亡くなられた方が多い。何年生きられるか分からないが毎日のやりくりをしながらそれでいて楽しい事を目指し生きていけたらと思う。

 

 T:なかなか5年続くことは難しい。その中に楽しさを見出し、周りの方にも教える。そういう事がやめないコツにもなる。諸行無常の入れ替わりの中で変わらないもの、変わっていくもの、またそういう感覚 ‘気’ということを共通のワードとして話せる人達がいるという幸せをかみしめながら日々楽しく過ごしていただきたい。

 

S:父の入院で毎日病院に通う。自分も元気でなかったが自然に甩手して元気になった。やはり気功はこういう時にも役に立つと思った。これから両親の事など自分の日常ではない非日常と思える状態がいつか来ると思うが、今やるべき事と今手放す事を気功を通してうまく選択していけたらいいと思う。

 

T:生きていると色々な事があり大変で自分のペースが崩れることがあるがそんな時5分でも10分でも気功をやるとリセットできる。瞑想してみたりしてみたりと気功をやっていただくとよい。

 

S:お休みしていたが来年から頑張りたい。息子が大怪我をしてしまい気持ちも萎えていた。改めて直面すると家の中に元気な人がちゃんといて良い風を回さないとだめだと思った。その後義父も亡くなり色々な事があり気も滅入り、体調も悪かった。趣味の事でパソコンを使う事が多く脳がざわつきよくないと感じた。やり過ぎてしまうので、減らして適量にし、これから中道でバランスよくする。気功教室も皆様頑張っているので頑張っていきたい。

 

T:ブランクがあっても思い出せばまた元の感覚に戻れる。忙しい時だからこそ少し自分を取り戻す時間が大切。一家に一人ぐらい良い気をもっていないと、というところもあるので無理をしない程度に自分のペースで頑張ってください。

 

S:クリニックでスタッフとして働いている。先生から勧められて運動に代わるチャンスと思い始めた。3年たった意識がなく表彰されると思わなかった。3年は一つの区切りなのかなと思っている。今年一番大変だった事は認定心理士の資格を取る為のレポート。追い込まれると悪い方に悪い方に考え不安になるが、取り合えず気を取り戻し、まずここにあるものと忍耐してきた。あまり先の事を考えず、まずここにある事というので続けてきたのが自分には良かったと思っている。取りあえず目の前にある事を確実に手を付けていき一歩一歩進んでいくしかないと思っている。暫くお休みをもらうが、また戻って来れるようになることを信じて続けていくつもりでいる。

 

T:チャンスもピンチもまとまってくる。そういう時に気を取り戻せる一助として気功がある。事情により続けられなくブランクがあっても家でちょっとずつでも気功をやっていればまたいつでも戻れる。忙し時ほど気の切り変えが必要。誰しも不安が膨らむとそこでもエネルギーが消耗してしまう。今やらなければいけない最低限ミニマムな事に絞ってやっていくとよい。

 

S:後期高齢者になってから日一日が早くあっという間に一年が経ってしまった。考えてみれば動作は遅くなり忘れ物は多くなっている。色々時間を取られることが多いがこれは仕方がないかなと思う。普段はメモを取りながら片づけているが気功に来る時は何も考えなくていい幸せな時間。そういう気功教室に感謝をしつつ来れる限り続けていきたい。

 

T:良い意味で来ようと思うと体調管理も万全になってくる。決して無理をしてではないが、来ようという原動力がプラスに作用する事もある。色々日々に追われた中で何も考えない時間があることはとても貴重な事である。来れなくなっても家の中で是非時間をとって非日常の体験を続けていただければと思う。

 

S:病気はあるが今年一年主だった症状にならず過ごす事ができた。日常精神的にはきつい一年だったがなんとか乗り越えられ気功をやっていて良かったと思う。遠方にいる娘もこちらで気功を体験し、DVD、教科書を持っていき行っている。先日一緒に気功をやった娘が吸い取り紙の様な気功をしていた。我が身を振り返ってとても良い経験をした。色々な質問を投げかけて来るので、それに答える時も私が答えるのではなく先生の言葉、お食事会での質問や答えで伝える。それが出来る事がすごく幸せだと思う。

自分が両手の甩手で真っ直ぐ気を通して両手を出した時に、吸っている息がすごく強く吐く息も強い。意識すると教室でやっているような状態になる。

 

T:やり始める時は邪気があるのでそれを抜く為に強くなり、落ち着いてくると動きが柔らかくなるのはある程度どなたでもある。あとは自分の癖があり強くなる人もいればダランダランとなる人もいる。強くなる時は自分が自覚している以上に邪気が溜まっているのかなとか、何か捨てたいという気持ちがあるのか、自分の動きから自分の本当の心を知ることにもなるので動きを見ながら今の自分を知る。初心者で吸収しようと思うとポンとそれが入ってくる。慣れてくると惰性になってしまうこともある。いつも真っ白な状態でやっていくとそれなりに効果がある。一人だけでやるのはなかなか限界があるのでDVDを使ったり、ブログを読んだりして背中を押してもらい色々工夫しながら遠隔地でも試していって下さい。

 

S:3年程前に大阪に引っ越し大阪で気功教室を開いている。一年程前から新しい会場で月1回、こちらの教室の1クール(3か月)を1年かけて行っている。受講生の方に毎回教えていただいている事が多くて学びが多い一年で、それを吸収して、どの様に教室を改善していったらいいのかと思いながら一年過ごせた。

 

T:大阪にいてもどこにいても道具を使わず出来るというのが気功の利点でもある。

🔶気功のホーページにも行かれると、今日の話等も文字にして見ることができ自分が振り返る為の参考にもなるのでご利用して下さい。

 

S:心を調えるという意味では、教室の皆さんと一緒に気功をする事で一人では分からない事を沢山教えていただける。自分自身を見つめ直す大切な時間となっている。体を調えるということでは、当たり前の事に気が付いていない。姿勢が悪く肩が凝るのが当たり前の状態だと無視していたが、当たり前の事ではなく直していかなければいけないと改めて気付いた。来年も心と身体を調えながら皆さんと一緒に気功をしていきたいと思う。

 

S:日常生活色々あった年だが、振り返るをと気功教室に来て日常と離れた非日常の感覚、そういう所で気功を行う事により、日常のバタバタしてグラグラしていた自分を元に戻す時間として、特に三線放鬆功は穏やかで静かな時間、自分を見つめリセットする時間であり有難かった。この空間’気場’も皆さんの’気’穏やかで静か、邪気を捨て良い気功をしようという気、良い気持ちになる気、そういう気がこの気場を作ってくれている。その中でやる気功。来年もそういうお教室であり続けたいと思いますので宜しくお願いします。

 

T:皆様が安心安全に気功が出来る場としてそれぞれ一人一人の気が教室に反映されてきますので是非ご協力をいただきながら皆で気功を深めていただけたらと思います。

 

S:今年3月にクリニックを退職したり、親戚の人が亡くなったりして今まで味わった事がない様な喪失感を感じ、これが高齢者なのかと感じ始めた。乗り越え手放していくのだが手放し過ぎても寂しい。そことどう付き合っていこうかというのがある。いやなもの、雑念、悩み色々あるが気功に入り次元を変え、インストラクターの言葉をそのまま忠実に素直に受け入れる。すると知らぬ間にその悩みがどこかに行ってくれる。またすぐ戻るかもしれないがそういう瞬間が人間にとってすごく大事なんだと思う。それが宇宙観に繫がるのではないかと思う。生きていても死んでいても同じになるという所に入りかけ’空’になるという事が決して虚しい事ではなく’空’の中にもある満ち足りたものを追求していきたい。

 

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