積み重なったもの   記録№3

受講生3

 三年間気功に通ったが家で何もやらなかった事を反省し家で毎日手を始めた。中年以降、体調不良(頭痛と気持ちの悪さ)があったが最近はだいぶ軽くなってきた。更年期の時に子供の事で苦労した事がありそれが疲れや体調不良の原因かもしれない。疲れが固まってしまい黒い塊としてあるのだとイメージが浮かんできたのでそれを溶かして捨てようと思った。すると手をしながら自分は大変だったんだなー、ご苦労様でしたという自分への思いと、その時助けて貰った(自分は信仰)事に対しての感謝が湧いてきた。以前は3週間に1度の体調不良が1、23か月来なくなった。その後は明らかに軽くなっている。それは自分にとってはとても大きな変化で驚いている。これからも気功を続けていきたいと思う。

 

◎玉木先生

そういう体験をすると気功がやめられなくなる。疲れとは自分が自覚している今の疲れだけではなく、20歳代、30歳代、……というようずっと積み重なったものがあり、手の中でそういうものが出てくる。その時は忘れていた苦しみみたいなものの、染みついた部分が浮きあがり、それに気づき、きれいになっていく。今の自分が過去の自分をこんなだったと分かることにより捨てられる部分があったり、感謝が出てきたりする。感謝というのは至高体験と言うが三線放鬆功で光を入れると同じぐらいエネルギーにもなるし自分をきれいにしていく源でもある。無心の時にそういうものが感じられたりする。いつのまにか気づいたら体調がよくなっていたという効果があるので生涯続けていって下さい。